会議3
卓「それでは今から被虐のニュースキャスターの今後について会議を行います」
黒川「お願いします、2人だけの会議ですね」
卓「黒川さん、6話目の赤いポルシェなんですがアクセス数が伸び悩んでいます、やはり22時に投稿したのが原因かも知れません」
黒川「卓さん、間違いなく作品の内容が問題ではないかと思いますよ」
卓「どこが問題だと思いますか」
黒川「やはりいきなり出てきた人が急にあんな事になった事で作品の雰囲気が白けてしまったのではないでしょうか」
卓「黒川さん、これからどうしたら良いでしょうか、1度投稿したものを大幅に修正したくはないのです」
黒川「次でテコ入れを考えないと行けませんね、しかしあの展開だと裸にされて……色々される分けですよね、出てきてすぐですから商品価値が低いのではないでしょうか」
卓「まるで作者のような発言ですね、でもあなたの言う通りかも知れません、展開が唐突でしたね、そろそろ終わらせましょうか」
黒川「終わらせないで下さい、まだ手はあるはずです、諦めたらそこでゲームオーバーですよ」
卓「次の7話目がターニングポイントですね、一応今の考えでは官能シーンたっぷりの展開を書くつもりなのですが」
黒川「その後のあの人の使い方ですよね、どうするつもりなんですか? 多分考えていないんでしょうね、先の展開を考えずに新キャラを出すのは危険なのですよ」
卓「うーん……どうしよう……そうだ……バー豚の巣で働かせると言うのはどうでしょう?」
黒川「その先に何か光が見えるのですか?」
卓「ジャーナリストの赤松光が強姦されてバー豚の巣で働く、そこへあなたがた飲みに行く」
黒川「2回もあんな目に合わされてまた行くとは思えませんけどね」
卓「……そこは何とかします、そして豚の巣でまたあなたが眠ってしまう、そして赤松に色々される」
黒川「ボツですね、面白くないです、やり直して下さい」
卓「赤松をニュースキャスターにすると言うのはどうでしょう?」
黒川「……それは以外な展開ですね、私のライバルにするのですね」
卓「そうです、しかも調教済みのニュースキャスターです、エロス全開のね、そしてあなたの番組にぶつける、あなたの番組の視聴率が下がって行く」
黒川「なかなか面白そうですね、そのシチュエーションで行きましょう、私に取っては番組の視聴率なんかはどうでも良いのです」
卓「そうなんですか?」
黒川「はい、私にとっては物語が長く続くこと、そして多くの読者様にそれを見ていただくこと、その事が大事なのです」
卓「黒川さん、決してグダグダにはしません、ウチへこたれへん」