底辺作者のブログ

香織「今晩は、黒川香織です、最初のニュースです。小説家になろうの底辺作者の卓がブログを始めました、専門家の見通しではアクセスが増えることはないだろうとの事です」https://xmypage.syosetu.com/x6822x/

メスデカ 相棒編

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皆さんこんにちわ、平日のお昼いかがお過ごしでしょうか、本日はメスデカの続編を載せたいと思います、続編を書いてはみたのですが多分ボツにすると思います。

↓↓↓↓↓ メスデカ 相棒編


「首吊りか まだ若いのに」
 ベテラン刑事が手を合わせる。
「ゲンさん こんな物が」
 女刑事が持ってきたのは遺書だった。

 ベテラン刑事は花形源太郎はながた げんたろう、皆からゲンさんと呼ばれている、シュッとしていてダンディーだ。

 遺書を持ってきたのは水川渚みずかわ なぎさ、髪はロング、目はやや細い、鼻は大きい、唇は薄い方だ、こちらもシュッとした美女だ。

「自殺だな 事件性はない」
「そうですね……まだ若いのに」
 花形と同じ思いだ。

 ____

 警視庁捜査一課、殺人事件を主に扱う。
 大所帯である、複数の班に別れている。

 そのひとつ花形班、“花形源太郎“警部補が主任だ。
 部下は古い順から山田、剛田ごうだ、松田、そして紅一点の水川渚だ。

 本署に帰ってきた花形が部下に告げる。
「自殺だ 裏付けを取って終わりだ」
「何もなければ早く帰れそうですねゲンさん」
 こちらもベテランの山田だ、花形は部下にもゲンさんと呼ばれている。

「どうだい 久しぶりに飲みに行くかい? ヤマさん」
 山田は皆にヤマさんと呼ばれている。
「良いですなぁ 行きましょう」

「では早速裏を取ってきます」
 剛田だ、体が大きくガッチリとしている、皆からはゴリさんと呼ばれている。

「ゴリさん頼む ジーンズも一緒に行ってくれ」
 花形がジーンズと呼んだ男、松田だ、松田は先輩と同僚にはジーンズと呼ばれている、後輩からは名前で呼ばれる。

「私も行きます」
「水川は待機だ 何か有ったら動いてもらう」

 ____

 そして渚が動く、指名手配の男が見つかったが人質を取り立て籠もっていると言う。
 車のサイレンを鳴らし花形、山田、渚が現場へと向かう。

 バタンッ__
 車から降りてマンションを見上げる。
「屋上へ行くぞ」
 花形はタバコを捨てる。

「立て籠もっているって聞いたけど屋上? それにポイ捨て……」
 渚が小声で呟く。
「そんな事良いから おい行くぞ」
 山田にせかされ渚も向かう。

 屋上では男が女の首筋にナイフを突き立てていた。
「離せ これ以上罪を重ねるな」
 花形がゆっくりと男に近づいて行く。

「止まれ-! 近づくと指すぞ!」
 男がナイフに力を入れる。
 渚が銃を構える。

「刺激するんじゃない」
「でもヤマさん……」
「ゲンさんに任せろ」

 花形は両手を開け笑顔を見せる。
「もう辞めようや あんたも疲れただろう その人を離してくれないか」
「俺はどうせ死刑だ もうどうでも良いんだ!」

 笑顔が消える。
「いや違う ここで辞めたら無期懲役の可能性が残る! 最後のチャンスだ 最後の最後なんだぞ!」

 男は目を伏せる、花形が近づく、そして男からナイフをゆっくりと取り上げた。
「ありがとう」
 そして男の肩を抱いた。

 山田が渚に語りかける。
「良く覚えておけ 短くても心からの言葉は相手に響くんだ」
「ええ……確かに」

 ____

 捜査中に一報が入る、渚が車の無線を取る。
「分かりましたすぐに向かいます 松田さんо×△に向かって下さい」
 車のサイレンを鳴らして現場へと向かう。

 一軒家の前で車を止める。
 バタンッ__
「ここか」
 松田が渚に聞く。

「はい 鑑識が入っています」
「もう入っているのか? えらい手際が良いな」
「第一発見者が刑事なんです 0課の」

「なに? 0課だと」
 2人が家に入って行く。

 首つりの死体がぶら下がっている、鑑識が作業を進める中、刑事らしき2人に聞く、男と女だ。
「一課の松田です あなた方は?」

「0課の姫川です こちらは部下の西島」
 女は姫川と名乗る、とても美しい女だ。
「第一発見者?」
 姫川に聞く。

「私たち2人同時に……」
 話を聞けばこの死体は0課の者だと言う、2人の目が赤い、泣いていたのだろう。

「……後は我々に任せて下さい 後ほど話を聞かせて頂きます」
「ええ いつでも聞いて下さい」

 2人が帰って行く。
「どう思う?」
 渚に聞く。

「どうって?」
「この死体だよ 他殺か自殺か」
「それはまだ何とも……」

 ____

 大会議場に一課が揃そろう。
 係長がホワイトボードに概要がいようを書いて行く。

「……と言う訳だ 首つり死体の宮迫の妻と娘の行方は分かっていない」
 死体は警視庁捜査0課の宮迫刑事、0課とは未解決事件を専門に取り扱う為に実験的に新設されたばかりだ。

「遺書は見つかっている 筆跡を鑑定中だ 妻に逃げられたので首を吊るとの内容だ」

 松田が手を上げ規律きりつする。
「宮迫の上司の姫川警部補に聞いたところ家庭内は円満だったと述べています 妻に逃げられると言うような事は」
「松田 上司が部下の家庭内をどれだけ分かるって言うんだ!」

 松田の言葉を係長が遮さえぎる。
 渚が手を上げる。
「なんだ水川」
 係長が指を指す。

 渚が規律する。
「この一月あまり宮迫邸に男が頻繁ひんぱんに出入りしていると近所の者が述べております」

「不倫か?」
「いえ、それはまだ……」
「その男が何者か調べてくれ」
「分かりました」

 その他もいくつか遣やり取りがあり係長の言葉で終わる。
「自殺の可能性が高いと思われるが事件の可能性もある 両面で捜査を進めてくれ」


↑↑↑↑↑

読んでくれた人がいたらありがとうございます。

姫川「ボツにするんですか?」

卓「ああ、あなたは前作メスデカの主人公の姫川結子さんではないですか、お久しぶりです」

姫川「この相棒編では私が主役ではないのですね」

卓「……はい、と言ってもボツにする予定ですので」

姫川「私が主役の続編を書いて下さい」

卓「そうですねぇ、うーん……」

姫川「卓さん、こんな事言ってはあれですがメスデカで勝負するしか道はないですよ」

卓「それはどう言う意味ですか?」

姫川「今書いている政治家 北条景子ですが散々の出来ではないですか」

卓「……」

姫川「更新して更新してもブックマークが増えない、酷な事を言いますが作品に魅力が無いのです、ドーン!!」

卓「ああああー」

姫川「ですからメスデカで勝負してください」

卓「そうは言っても政治家 北条景子はまだまだ続きますよ」

姫川「まあ確かにまだ主役が堕ちてませんからね」

卓「はい、ですのであなたの出番はまだ先です、ドーーン!!」

姫川「ああああー」


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